最終回の自由研究では、自分マップを作成してみました。それぞれが街に貢献していく上で「すぐにでも連絡できて、連携できる人材」「連絡はしづらいけど、連携できる人材」「まだ出会っていないけど連携したい人材」を繋ぎ合わせて、1枚のマップにしました。 マップを書き起こしてみると、「まだ出会っていないけど連携したい人材」は、往々にして誰かの知り合いであることが多いようです。だったら、そこは踏み止まらず、繋がってみましょう。皆さんの自分マップが4年間で劇的に広がることを期待しています。
今の自分の興味関心を客観的に理解するために、ハーマンモデルを用い、自分の弱点を補う方法を学びました。 自分の将来のシナリオを書くことは、特に今の大学生たちは得意としている作業ですが、今回は同時に酒田のシナリオを書き、その中に酒田と自分の接点を持たせた「未来日記」を書き始めました。未来日記は、1週間後、1ヶ月後、1年後、4年後、10年後について書きます。締切は7月23日(木)。これが最後のレポートです。
近年、様々な目的で地域のブランディングが展開されています。さらには、新たな付加価値を創出する取組みも盛んになってきました。今回の自由研究では、酒田の港町としてのイメージをより強めるためのブランディングの演習です。 まずは7月9日(木)までに、すでに酒田湊のイメージがモチーフとして活用されているアイテムを探し出し、携帯で写真を取り集め、メール送信。そのうち1つについて「○○かわいい」という概念を名付け、その定義を行う作業は7月23日(木)まで。
第12回の自由研究では、風土・場所の力・アニミズムを理解した上で、場所の記憶を記録することにチャレンジ。街の記憶をCGで再現した『爆心地〜広島の記録〜』を見る上で、普段はフル活用できていない五感のうち、今回は聴覚に頼りながら、オノマトペで記録しました。 DVDを見た後は、オノマトペを交えながら各自の記憶を書き起こす作業をしてみました。
今回の課題は『都市のノーテーション』。科学的な「記述法」を身に付ける演習です。ガイダンス(第8回)を終えたら、土曜日の商店街へ。都市空間の鳥瞰図を描きながら、都市の構造を理解しました(第9〜10回)。 第11回では、4人の鳥瞰図を貼り合わせて、タイトルを考える作業。「あったかいイメージ」「緑豊かなイメージ」などなど、中通りの商店街に様々なイメージが浮かんだようです。最終のタイトルづくりは宿題に。
第7回の公益自由研究では、それぞれのパーソントリップを眺めながら、私たちの生活が地図の上に記述され得ることについて理解しました。また、プロジェクトX 列島踏破30万人 執念の住宅地図を観ながら、地図の作り手の立場と使い手の立場について考えました。
先週は地図に記されているものについて、その役割を考えてみましたが、今週は「地図から見えない酒田」。様々なノーテーション(記述法)の事例を見ることで、意外と何でも描けるんだ!と思ったことでしょう。そして今回の課題は、皆さん自身の1週間のパーソントリップを描く作業。どんな図ができあがるか、楽しみですね。 [追記]5/21(木)は予告通り休講となります。パーソントリップを描く作業の締切は、5/28(木)の授業時です。
今回の公益自由研究は「地図から見える酒田」。ゲストにyokai_DESIGNの阿部篤さんをお迎えしました。 自己紹介を兼ねてyokaiの活動を紹介してもらいましたが、デザインとは自己実現や自己主張とは似て非なるものであるということを説明してくれました。まちづくりの世界も、まさにそうですね。 そして阿部さんはたくさんの地図を持ち込んでくれました。地図を読み込んでいくと、その地図が誰のために、何のためにつくられたものかが見えてきましたね。逆にいうと、私たちが伝えたい物事があれば、まるで地図を描くように、そこには必要な情報が適切に表現されることが必要だということがわかります。 次回は「地図から見えない酒田」。「酒田と○○を比べる」のおさらいを兼ねます。
第4回の公益自由研究では、私たちを取り巻く寸法に目を向けました。 身体の部位はどこの国でもモノを測る尺度として機能し、結果的にその寸法を基に私たちの暮らしがつくられていることを理解しました。机の天板、研究室の扉、中庭のブロックタイル、縁石、…、生活の多くは尺貫法の名残を強く残した工業モデュールを基本につくられていました。一方で人間工学的につくられているものもたくさんありましたね。椅子の高さ、踊り場の手すり、階段の蹴上げ、…、建築基準法で規定されているものもありますが、基本はやはり、私たちの身体そのもの。まちをつくる上でも、こういったスケール感覚を見失ってはいけないのです。
公益自由研究では現在、統計データに当たりながら「酒田と○○を比べる」作業を進めています。制作物は、5月7日(木)に来校する外部講師の先生に見てもらいましょう。 次回は、私たちの身の回りにある「寸法」について理解します。