最近気になっているのが、旧500円硬貨(白銅貨)の存在。仙台ではほとんど目にすることのなくなったこの硬貨が、酒田では毎日のようにお釣りとして手元に入ってくる。ここで、2つの仮説。
1)市民生活で使っているお金のうち、相当な量が銀行に還流しないまま留まっていることが多いのでは。例えば、小さな商店などに支払われた硬貨が、そのままお釣りとして戻ってくるケース。ウチの大学の学食でも、この現象は起きているようだ(学食のお釣りで、よく目にする)。日に数万円の売上でもあれば、手元に残すべき小口現金以外は毎日のように銀行の夜間窓口に預け入れるのだろうが、この循環が乏しいことが予想される。
2)もう1つは、あまり考えたくないが、タンス貯金を切り崩している生活者の割合が多いのでは、という仮説。この場合は、500円貯金か。コツコツ貯めていたけれども、イザという時が到来してしまっている人が多いのかもしれない。
こんなことを考えたくなるほど、多いのだ、旧500円硬貨。あまりにも気になるので、財布には大きな硬貨が貯まる一方。